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症例数と在院日数

2016年1月15日

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先日当サイト利用者の方から、
厚生労働省公開データを利用すれば、
様々な研究ができるのではないかとのご意見を頂きました。

これまでも似たようなご意見を頂くことはあったのですが、
今回は「症例数と平均在院日数の関連性」という具体的なお題を頂きましたので、
疾病別(DPCコード上位6桁)×手術別(DPCコード9・10桁)に簡単な分析を試みました。

当ブログの冒頭に貼り付けている資料は、
狭心症・慢性虚血性心疾患でPCI(経皮的冠動脈形成術)を実施した患者の、
症例数と平均在院日数の関係を示したものです。

分析の結果、症例数の多い病院ほど在院日数が短い傾向にあることが分かりました。

詳しい理由については推測するしかありませんが、
症例数が増えるほど効率的な医療提供体制を構築できるようになるのかもしれません。
(同時に調査した他の疾患においても概ね同様の傾向を示していました)

なお、厚生労働省の公開データだけでは、
退院後のアウトカム(再入院率など)に関する調査はできませんが、
症例数と退院後のアウトカムに相関関係があるという話はしばしば耳にします。

症例数が多いほど在院日数が短くなり(≒医療費が安くなり)、
退院後のアウトカムもよくなるということが事実であれば、
医療情報の公開が進むに連れて患者の流れは大きく変わることが予想されます。

現在、中医協では、市民への情報提供などを目的に、
病院指標の公開(自院の特徴や診療実績等をHP上で公開)を、
平成29年度より機能評価係数Ⅱで評価する方向で議論を進めています。

このような取り組みはこれから更に加速していくことが予測されますので、
そういった状況になったとしてもしっかり対応できるよう、
当サイトを通じて地域の現状や自院の立ち位置に関する情報収集を行ってください。

最後に、今回のように、厚生労働省公開データを用いて、
「何かして欲しい」、「何かしたい」などの要望がありましたら、
当サイトのお問い合わせ欄からご連絡頂けますと幸いです。

よろしくお願い致します。


新年のご挨拶

2016年1月5日

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上昇病院.comをご利用の皆様、
新年あけましておめでとうございます。

今年は診療報酬改定の年となっていることから、
年初から慌ただしく過ごしている方も多いと思います。

当サイトは、システム提供・情報発信を通して、
そういった方の力になれるよう邁進して参りますので、
本年もよろしくお願い致します。

さて、早速ですが、
多くの方にご利用頂いている厚生労働省公開データ分析システムに関して、
新機能追加のお知らせを致します。

前年末の時点で公開しておりましたので、
既にお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、
12月末より「特定病院詳細分析機能」を追加しております。

この機能は、分析対象病院の中から1つの病院を指定することで、
ベンチマーク分析よりも一覧性のある形で特定病院の疾病別分析ができる機能です。

例えば、ランキング分析画面において患者増加数が多かった病院を選択すると、
どのMDC分類の患者が増えているかを把握することができ、
MDCコードを指定すると、どの疾病が増えているのかが分かるようになっています。

また、ランキング分析画面において、
年度指定ができる機能も追加しております。

これらの機能追加は、上昇病院.comのPR活動を続ける中で、
ユーザーの方から寄せられた要望を取り入れたことにより実現しました。

今後もユーザー様からの意見を参考にしながら、
より良いシステムの提供を心掛けて参りますので、
ご意見、ご要望などございましたらお問い合わせフォームよりご連絡下さい。


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