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日本医療マネジメント学会九州山口連合大会

2015年11月21日

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11月20日~21日にかけて、熊本県人吉市にて開催された、
日本医療マネジメント学会九州山口連合大会に参加してきました。

「次代につなぐコミュニティヘルスケア~今、われわれは地域のために何をすべきか~」
というテーマを掲げて行われた今回の学会では、
全国的に見ても病院マネジメントのレベルが高いと言われている九州山口連合らしい、
質の高い発表が数多く行われていました。

その中でも最も注目を浴びていたのが「データから考える地域医療のあり方」のシンポジウムです。
産業医科大学の松田先生、東北大学の藤森先生、
国立がん研究センターの石川先生、東京医科歯科大学の伏見先生という、
惑星直列といっても過言ではない豪華メンバーによる意見交換が行われていました。

発表では、それぞれの先生がそれぞれの切り口で発表していましたが、
地域医療の現状や将来の予測を客観的データによって可視化し、
そういった情報を元に適切な意思決定を行っていくことは、
全ての医療機関が取り組むべき重要なテーマになっていると感じます。

長時間のシンポジウムだったため、内容までをご紹介するのは難しいのですが、
上記のようなテーマに関しては松田先生の「地域医療構想をどう策定するか」という本に、
とても分かりやすく記載されていますので、興味のある方はご一読下さい。

また、現場で働く方々の発表にもユニークなものが数多くありました。
その中でも個人的に印象深かったのは、
南風病院で行われていた誤嚥性肺炎の発症リスク低減効果を可視化する取り組みと、
大分岡病院で行われていた営業チームによる地域医療連携推進の取り組みです。

上記の発表につきましては、
当ブログへの掲載許可を頂けましたら、
改めて内容をご紹介したいと考えています。

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